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世界遺産、地元出身を明記…参院選ご当地ポスターでPR(産経新聞)

 参院選の前哨戦が本格化し、政治活動用の“ツーショットポスター”でも有権者の気を引くため、独自色を出す立候補予定者陣営は多い。衆院小選挙区の議員とともに収まり、バックの風景をご当地にちなんだデザインにしたり、地元出身を際立たせるレイアウトにしたりと、「地元」を前面に押し出す工夫を凝らしている。

 和歌山選挙区(改選数1)で新人候補者を擁立する民主党県連は、県内に3区ある衆院の選挙区ごとにデザインを変えた政党ポスターを作った。

 1区(和歌山市)は和歌山城、2区(県北部中心)は高野山、3区(県南部)は熊野古道と、地域を象徴する風景をバックに、各選挙区を地盤とする党所属の衆院議員と立候補予定者が握手するデザイン。

 費用は通常の1.5倍だが、計5千枚を製作した。県連幹部は「衆院選で多くの票を獲得した各議員にあやかりたい。世界遺産など和歌山の観光資源の力も借りながら、選挙区ごとに浸透を図りたい」と話している。

 一方、兵庫選挙区(改選2)の民主党現職陣営は、出身地を目立たせるため、兵庫県北部の但馬地域の政党ポスターでは「但馬出身」を強調している。兵庫は小沢一郎前幹事長が打ち出した「複数区は複数擁立」方針で、新人も名乗りを上げているため、現職陣営は「但馬票の取りこぼしはできない」と懸命だ。

 現職本人は現在神戸市在住だが、高校卒業まで但馬地域の豊岡市で過ごした。陣営は前回も「但馬出身」を強調し、地域の無党派層の票の掘り起こしを狙うポスターを作ったが、今回は但馬用と、「但馬出身」の文字を取った、他地域用の2種類のポスターを張り出した。

 陣営は「但馬には立候補予定者の両親が健在で、つながりのある地域。但馬では『地元出身』を前面に出した」と話している。

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